2024年06月04日
手足口病の感染が拡大しており、下記表のように警報の基準値5を上回ったため、警報が発令されました。
手足口病は主にコクサッキーウイルスA16型あるいはエンテロウイルス71型などのウイルス感染による手、足、下肢、口腔内、口唇にできる小さい水疱(すいほう)性の発疹と発熱を主症状とする夏かぜの一種です。
「うつらない」・「うつさない」ための感染防止対策に取り組み、手足口病を予防しましょう。
【症状】
潜伏期間は3日~4日で、軽い発熱に続いて、手のひらと足の裏などに小水疱ができ、のどや舌にも現れ、のどが痛むことがあります。
また食欲不振などを伴うことがあります。口の中が強く痛むと、食欲不振、哺乳障害が起こることがありますので、脱水症に注意してください。
【感染経路】
飛沫感染(感染者の口や鼻から咳・くしゃみ・会話等の時に排出されるウイルスを含むもののこと)、接触感染、糞口感染(便に排出されたウイルスが口に入って感染すること)があります。
【予防方法】
手指は、石けんと流水でよく洗いましょう。
排泄物は適切に処理し、その後はしっかりと石けんと流水で手洗いしましょう。
「感染症対策へのご協力をお願いします」