2025年05月21日

伝染性紅斑(リンゴ病)の感染が拡大しており、下記表のように警報の基準値2を上回ったため、警報が発令されました。



◆どんな病気?
ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気です。
◆症状
約10~20日の潜伏期間後、微熱やかぜの症状などがみられ、両頬に蝶の羽のような赤い発しん(紅斑)が現れます。その後、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失します。
◆感染経路
飛沫感染(感染者の咳・くしゃみ・会話等の時に排出されるウイルスを含むものを吸い込むことによる感染)、接触感染(感染者と接触することによる感染)があります。
◆予防方法
 ・かぜ症状がある方との接触や人込みをできる限り避けましょう
 ・石けんでこまめに手洗いをしましょう
 ・咳やくしゃみをする時には口と鼻をおおい「咳エチケット」を心がけましょう
>>詳細はこちら
(リーフレット「感染症対策へのご協力をお願いします」のリンク)
◆妊娠中または妊娠の可能性があるかたは特に注意してください!
胎児にも感染し、胎児水腫(胎児の胸やお腹等に水が溜まること)などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。
熱や倦怠感が出現した後に発しんが出た場合は、医療機関に相談しましょう。
また、周囲に伝染性紅斑(リンゴ病)の人がいる場合は、接触を避けてください。