2023年07月26日

【夏かぜとは】
夏に流行するウイルス性の病気のことです。
主にヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病があります。

●ヘルパンギーナ
突然の高熱(38~40℃)と喉の痛みが主症状です。また、口の中に水疱ができます。
※現在は、ヘルパンギーナの増加が例年より早くみられ、県内では警報が発令されています。
●咽頭結膜熱(プール熱)
発熱、喉の炎症、目の充血・目やになどが主症状です。
●手足口病
発熱したり、口の中・手のひら・足の甲・足の裏などに数ミリの発しんが出ます。
>>詳細はこちら(群馬県感染症情報トピック「こどもの夏かぜに注意」へのリンク)

【感染経路】
飛沫感染(感染者の口や鼻から咳・くしゃみ・会話等の時に排出されるウイルスを含むもののこと)・接触感染があります。また、ヘルパンギーナや手足口病では、糞口感染(便に排出されたウイルスが手などを介し、口に入って感染すること)もあります。

【予防方法】
手指は、石けんと流水でよく洗いましょう。特にトイレやおむつ交換の後には、しっかり手洗いをしてください。
>>詳細はこちら(リーフレット「感染症対策へのご協力をお願いします」へのリンク)
プールでのタオルの共有はしないでください。症状がある人は自宅でもタオルなどを共用しないようにしましょう。

【対処方法】
夏かぜの影響により喉の痛み・炎症や口の中の発しんが生じた場合、しょっぱいものや辛いものなど喉に刺激のある食事や飲み物を受けつけなくなり、脱水症状を引き起こすことがあります。そのため、刺激にならないよう柔らかめで薄味の食べものがおすすめです(例:おかゆ、豆腐、ゼリーなど)。また、水分不足にならないようこまめに水分補給をすることが大切です。