【予防接種に行く前のチェック】
予防接種は体調の良いときに受けるのが原則です。安全に予防接種を受けられるよう、保護者のかたは、以下のことを確認しましょう。
1 お子さんの体調は良いですか。
2 今日受ける予防接種について、必要性、効果及び副反応などを理解していますか。わからないことがあれば、質問をメモしておきましょう。
3 母子健康手帳は持ちましたか。
4 予診票の記入はすみましたか。

【予防接種を受けることができない人】
1 明らかに発熱(通常37.5℃以上)をしている人
2 重い急性疾患にかかっていることが明らかな人
3 その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分でアナフィラキシー(30分以内におこるひどいアレルギー反応)をおこしたことがある人
4 BCG接種の場合においては、外傷などによるケロイドが認められる人
5 その他、医師が不適当な状態と判断した人

【予防接種を受けた後の注意】
1 接種後30分間は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。急な副反応がこの間におこることがまれにあります。
2 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間の間は副反応が出ることがあります。お子さんの体調に注意しましょう。
3 入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
4 当日は、はげしい運動は避けましょう。
5 接種後、体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。